銀行員モリゾーのマネーブログ

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【人生論】年収、学歴、職業とは直接関係ない。「人間の幸福と健康」を高めるたった一つの方法とは?

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いつもありがとうございます。

モリゾーです。

 

突然ですが、私は結構ネガティブな考え方になりがちです。

 

特に社会人になって以降は、忙しさや上司からの圧力なども相まって、より顕著になっています。

 

友人もそこまで多くないですし、コロナ前から休みの日は予定を作ることもなく家に引きこもってしまうことが多いです。

 

将来はFIRE(経済的自立)を目指してはいます。ですが、このままお金だけ積み上げて行っても、「あれ?仮にお金からは自由になっても、他に何もない人間になってしまうぞ??」とようやく自覚できるようになりました。

 

そういった事情もあり、現在はブログやTwitterを使い、主体的な発信や他の方と繋がっていくべく、少しづつ行動しています。

 

自分から行動することで充実した幸せな生活を引き寄せていきたいなと思っています。

 

さて、そんな時にたまたま見つけた記事の内容がとても良かったのでぜひ紹介させてください。

 

president.jp

 

プレジデントオンラインさんです。

 

 

記事要旨

 

こちらの記事ではいくつかの研究結果と幸福や健康を高める具体的な方法について言及されています。

 

 

異なるシチュエーションの男性を75年間調査し続けた研究

 

「人の悩みの90%は人間関係である」と言われています。

 

記事では始めにそれを裏付けるハーバード大学の研究を紹介しています。

 

研究内容はハーバード大卒の男性と、ボストン出身の貧しい男性、2つのグループ(約700人)をなんと75年もの間、追跡調査を行い、対象者の幸福度と要因を調べたそうです。

 

長い研究の結論は「私たちの幸福と健康を高めてくれるのはいい人間関係である」ことがわかりました。家柄、学歴、職業、収入や資産ではないとのことです。

 

しかも、友人の人数は関係なく、たった一人でも心から信頼できる友人がいるかどうかが重要だそうです。

 

信頼できる友人がそばにいてくれることで、緊張が解けて脳が健康に保たれる、心身の苦痛がやわらげられる効果が見られました。対して、孤独を感じる人は病気になる確率が高く、寿命が短くなる傾向も見られたそうです。

 

つまり、「お金もちになれば幸せ」とか、「ステータスの高いパートナーがいれば幸せ」とか、そんなことは一切ないとのことです。

 

 

幸福度をもっとも高めてくれるのはポジティブな友人

 

ハーバード大学の研究に関連して、愛知医科大学の実験も紹介されています。

 

18~25歳を対象とし、架空のライフイベントや人間関係などが書かれたもので、主人公になりきって追体験できるようになっています。

 

ライフイベントは「ポジティブ」「ニュートラル」「ネガティブ」、人間関係は「ポジティブな人間」「ネガティブな人間」「友人がいない」となっていて、組み合わせが参加者によって異なります。

 

実験の結果、参加者の幸福度を高めたのは、「ポジティブな友人」の存在だったことがわかりました。たとえ、ライフイベントがネガティブなものであっても、ポジティブな友人がいる人は幸福を感じる傾向にある、という結果になりました。

 

一方でネガティブな友人がいた場合、友人がいない場合よりも幸福度が下がる傾向も見られました。

 

これらの研究や実験からは、よけいなことを考えずにポジティブな友人と一緒にいる。そして、自分自身もポジティブでいることに努め、幸福度の高い人間関係をつくることが大切とのことです。

 

 

「何事もポジティブシンキング」は間違い、「ネガティブを自覚すること」から始める

 

幸福には心から信頼できるポジティブな友人が必要で、そんな人間関係を構築するためにはポジティブな態度が大切とあります。

 

ではポジティブな態度とは何なのでしょうか?

 

一般的に「ポジティブシンキング」が重要だと考えられています。

 

もちろん、ネガティブよりかはポジティブに捉えられる方が良いですが、必ずしも「ポジティブシンキングが良い」とは言い切れないそうです。

 

これはミシガン州立大学の研究で分かっており、「ネガティブな人に前向きなことを言うと逆効果になる」ということを発表しています。

 

実際に行われた研究では「ポジティブ思考」「ネガティブ思考」どちらに該当するかを自己申告してもらった参加者にショッキングな映像を流すというものです。その際に、その映像をできるだけポジティブに解釈するように指示しています。

 

この時の参加者の脳の血流の反応を調べたそうです。

 

まずポジティブ思考と自己申告した人たちの血流には大きな変化はなかったそうです。

 

一方、ネガティブ思考と自己申告した人たちの血流は大きく反応し、とても早くなりました。血流が早いとは、あれこれ考えて、脳が高速回転しているような状態で、早ければ早いほどパニック状態になってるということです。

 

この結果を受け、血流の早くなってしまった人たちに「もっと前向きに考えて!」と指示をしたところ、より早くなってしまったそうです。

 

つまり、もともとネガティブな状態の人がムリにポジティブになろうとすると自己矛盾を引き起こし、かえってネガティブさに拍車が掛かってしまうかもしれないというわけです。

 

ですから、ネガティブな状態のときは、ムリに思考を変えようとせず、「今ネガティブだな~」と認識するところから始めるのが大切だそうです。

 

 

「ポジティブな態度」を習慣化する

 

ネガティブな状態の時にムリにポジティブ思考にしようとしても自己矛盾に陥って、かえってネガティブな方向に進んでしまう可能性がありまあす。

 

そんな時は心の内側からではなく、外側から思考を変えていくことが大切とのこと。どうやら近年の脳科学では、感情は思考よりも身体の動きなどが相的な要因から大きな影響を受けることもわかっているそうですね。

 

つまり、「ポジティブな態度」を習慣化することで、思考や感情をポジティブな方向にもっていくことが可能ということですね。

 

例えば口角を上げた大きな笑顔は効果が大きいようです。

 

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すてきな笑顔を見ると自然とこちらの気持ちも前向きになります

 

 

さいごに

 

本日は「人間の幸福と健康」を高める方法についての記事を紹介させていただきました。

 

心から信頼できるポジティブな友人のそばにいること、とても納得のいく回答でした。

 

仕事中心で職場の方とのみ会ってばかりで、ポジティブですごいなと思う友人とは中々会えていません。

 

職場の方とは共通の話題や日々の業務の大変さから、どうしてもネガティブなやりとりが多くなってしまいます。私自身も抑えが効かない時は多々あります。そうすると、記事にもあったようにネガティブさがより助長されてしまうのは「確かにそうだ。」と痛感しています。

 

ですから、できる限りポジティブな友人の時間が大切なんだなって再認識できました。

 

それと行動を根本から見直すことも大切なんですね。

 

私ならば、笑顔はもちろんですが、ブログやTwitterでポジティブな発信をされている方々を見て、コミュニケーションを取ることも自分の気持ちを整理できる良い方法かなと思いました。

 

人間ですから、感情のコントロールを完璧に行うことは不可能です。

 

ただ、自分は元来ポジティブなのか、ネガティブなのか、このあたりをしっかり認識し、ある程度の対策方法を認識しているだけで、状況を良くすることにつながるのかなと思いました。

 

資産運用はもちろん、副業などの自分の人生を幸せにするためには、行動していくしかありません。

 

その上ではメンタルと上手に付き合う必要があります。

 

今回ご紹介した記事の内容を実践して、自分の人生を良い方へもっていけるよう頑張っていきます!

 

本日も本ブログをお読みいただき、ありがとうございました!