【初心者向け】インデックス投資家は日々の値動きを気にする必要はありません。自分の目標に向けて、淡々と積み立てていきましょう。
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いつもありがとうございます。
モリゾーです。
ここ数日、アメリカのインフレ懸念によってハイテク株中心に大きな下落が起きています。この下落により、世界全体、とりわけ日本や台湾市場では大幅な下落につながっています。
また、この記事を書いている5/12日夜の段階で、4月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比4.2%上昇と市場予想(予想3.6%)を上回りました。この流れを受けて、ハイテク株中心に連日に渡って下げる状況となっており、波乱の様相を呈しています。
順調に上昇し続けてきた株式市場ですが、経済正常化に伴う、予想よりも早期の金融緩和縮小路線が危惧され、調整が入っています。
本来、経済正常化は喜ばしいことなので、今の相場はセオリー無視のややこしい相場になっています(汗)。
暗雲が立ち込めてきているかなと感じる株式市場ですが、インデックスで長期投資を行っている投資家のみなさまは値動きはあまり気にしなくて大丈夫です。
本日はインデックス投資家が値動きを気にせずに投資し続けられるようにモリゾーの考え方を書いていきます。
短期ではなく、長期の動きを意識する
本ブログで何度かお伝えしていますが、インデックス投資は株式市場全体が長期的に成長する恩恵を享受するための投資方法です。
恩恵の享受には最低でも10年以上、市場に残り続ける必要があるかと思います。ですから、今から日々の動きに一喜一憂してしまうと精神的に疲れてしまいます。
少し落ち着いて、チャートの比較をしてみてはいかがでしょうか?
短期的には市場が上下に揺れてしまうのは仕方のないことです。
ですが、長期的に見れば、株式市場は成長し続けていきます。
私がS&P500を中心としたインデックスファンドに投資しているため、アメリカ市場ばかり載せました。もちろん、全世界株式も長期ではしっかり成長しています。
全世界株のおよそ6割ほどがアメリカなので当然ではありますが、途中途中ではアメリカを上回る国があったのも事実です。ですから、全世界で見れば、昨今はアメリカが席巻しているのは間違いありませんが、相互に補完し合いながら伸びていくでしょう。
下落時はボーナスステージ突入!と考える
上述しているように幅広く分散されたインデックス投資においては時間軸を長期で見ていただければ、基本は右肩上がりです。
私はインデックス投資をするからには最低10年以上、自分が掲げている目標を踏まえると15~20年は積立し続けます。
継続し続けることを考えると、今の一時的な下落というのはあくまでも長期投資の中の一時的なノイズでしかありません。しかも、このタイミングであれば、よりお買い得に買い増すことができます。
もう少し下落が続くようであれば、追加購入も考えます。まあ、できれば来月のボーナス時期にガツンと落ちて欲しいものですが(笑)。
買いを推奨するわけではありませんが、個人的には直近高値から2割近くの下落が起きたら、積立以外のスポット購入もありかなと思います。
市場に参加している多くの方は「下落が続いている。売却して整理しなきゃ!」と考えているかと思います。ですが、私たちインデックス投資家は「今をゴールにしているわけじゃないし、むしろみんなが売っているこの状況で多めに買い増しておこう!」と考えを変えても良いかなと思います。
マーケット情報から少し距離を置く
これも一つの手です。
インデックス投資とは言え、投資の一種です。
始めてみた方は分かるかと思いますが、おそらく経済ニュースや株式の動向を今までよりもチェックされているのではないでしょうか?
それ自体はとても素晴らしいことかと思います。
ただ、連日株式市場が下落したニュースばかり見てしまうと、ご自身がやられている投資自体を信じられなくなってしまうかもしれません。
ですから、下落が起きている最中は少しだけ距離を置いて、仕事や自分の趣味の時間へ没頭する、なども有効な手かなと思います。
さいごに
現在、株式市場は急ピッチで上昇しています。
将来の利益を大きく先取りしているようにも感じますし、周囲の懸念をよそにグングン伸びていく可能性も当然あります。
どちらにせよ、大切なことは市場から退場しないことです。
せっかく将来に向けて始めた投資を辞めてしまっては恩恵が受けられなくなります。
継続し続ければ、将来やってよかった!と思える素晴らしいものに私たちは投資しています。
ですから、私もみなさんも適度な距離感で淡々とやっていきましょう。
本日も本ブログをお読みいただきありがとうございました!